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ケインおじさん復活の記(その2)

久しぶりに鬼様にお尻を叩かれ、お尻が鬼様に加えられた強烈な痛みを思い出しながら帰る車の中で、その反応は起こったのです。

「僕にはこれしか無いんだ!!」

という鮮やかで、目が覚めるみたいな感覚がスパークしたんです。

それは、思わずブレーキを踏んじゃうくらい鮮やかで、強烈なインパクトでした。

ちょうどその頃、僕のところに一つのプロジェクトの話が持ち込まれていました。古い仲間を通じてもたらされた、有難い話だったのですが、僕の頭は何故か湿ったプラグみたいに火花が飛ばず、今の地味ではあるが、ある意味安穏な生活リズムを崩したく無いという思いの方が強く働いて、そのプロジェクトを見送るつもりでした。

でもその日、正確にはその日の晩、僕の湿ったプラグは突然強烈な火花を飛ばし始めたのです。全然興味なかったプロジェクトが突然超の付く新鮮でチャレンジングなプロジェクトに変身し、僕の頭は次から次とアイディアを生み出し始めたのです。 偶然にも、そのプロジェクトに対する提案プレゼンの日はその次の日でした。プロジェクトの説明をやる気全くゼロで聞いた僕とは、完全に別人と化した僕の熱烈なプレゼンは、人の良さそうな相手の会社の社長さんを強く動かしたみたいでした。殆ど即決でそのプロジェクトは僕の提案に沿ってスタートすることになったのです!

お尻が引き起こした奇跡!

としか思えないプロジェクト開始の決定は、僕を嘘くさい隠居生活から現役に復活させました。まぁ、僕のそばにいる関係者からみると、「死んだと思った亡霊が生き返りやがった!」ということになるかとは思いますが、その迷惑は我慢してもらい、その結果として僕のお尻も現役復帰をすることになったのです。

というか、現実には僕のお尻を現役復帰させる為に、強引に稼ぐ生活を復活させたというところでした。

そして第二の奇跡が起こりました。

細かいことは省きますが、鬼様が音頭取りをしたオジキの写真集資金カンパというプロジェクトがありました。その締め切りが今年の七月末だったのですが、鬼様が音頭を取ったオジキの写真集出版となれば、親を売り飛ばしてでもカンパしなくては罰が当たります。そのカンパのご褒美として、鬼様との記念撮影というのがあり、その撮影の為にユリイカにお邪魔することになりました。

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こんな感じの写真を撮影して、オジキの写真集の末尾に協力者として掲載していただけるらしいです。

実はその頃、例のプロジェクトの話は社長さんのカッコ良い啖呵とはウラハラに、やや停滞しており正式の契約は保留されたままで数週間がすぎていて、「こりゃ、流れたかな?」と思っていたところだったのです。

記念写真を撮りに行った日のユリイカは、「〇〇様の〇〇になる日」というイベントの日で、基本その日のイカ嬢様たちは「角を隠す」という日だったのですけど、そんなことは鬼様にとっては全然どうでも良い話だったみたいです。

僕がユリイカに向かって車を走らせているところに鬼様からラインが入りました。

「何時頃着く〜? 今日角持ってくから〜」

というかなり意味不明なラインだったのですが、そこには重大な意味が込められていました。

無事に記念撮影も撮り終え、そろそろユリイカも閉店時間という頃、突然鬼様から命令が飛んできました。

「〇〇(僕の名前)ここに来て。」

有無を言わさず、オジキも手を貸して、僕をチェアに縛り付けて、お尻を剥き出しにして、「角を付けた」鬼様が僕のお尻をケインで叩き始めました。
その日は、ケインとかは無しと勝手に思い込んでいた僕にとってはかなりショックだったのですが、鬼様のケインは容赦なくお尻に飛んできます。しかも全然手加減なしのケインです!
ヤバいことに、オジキもそばから口を出して来て、
「これ以上叩くとお尻から血が出るから、新お尻にしなさい」とか何とか余計なこと言うので、新お尻(オジキが勝手に決めたお尻の延長部分=普通は太腿も後ろと呼ぶところ)まで叩かれ、周りに人が居るにも関わらず、かっこ悪くもヒーヒー悲鳴を上げさせられることになりました。(全然嫌じゃなかったですけど(笑))。

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どうでもよい話ですが、これが約1ヶ月半後にまだ残っている、「新お尻」のケイン痕。 これ本当に痛かったんですよ。

おかげで、ちょっと弱気になっていた僕は元気復活(笑)。

気合の入った鞭フェチM男 改めケインおじさんからの強烈なプッシュを受けた例の社長さんから、「契約書お願いします。」というご返事をいただいたのは、その数日後でした(爆)!。

という長〜い前置きの挙句に先日鬼様とケインセッションをすることが出来ました。 

しかも、直前に長い髪を切ったボブヘアの鬼様に叩かれました〜!

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僕自身長い髪の鬼様が大好きだったので、ショートヘアの鬼様にはちょっとした不安もあったのですが、ショート&ボブヘアの鬼様、超素敵です! ボブの鬼様は大人っぽさが増して、女主人らしさ倍増で、僕個人としてはたまらなく素敵でした。

ケインセッションは、Junior Dragon Caneから始まりました。恐らく多少手加減を加えた軽めのケインですが、手首の使い方の上手い鬼様のケインなので、打たれるたびにウッとかヒッとかいう悲鳴が出るくらい痛いケインでした。

でもしかし、それは単なる序の口だったのですけど、、。

Junior Dragon Caneと言えども鬼様の手に掛かって、強く叩かれると、ヒッがヒィ〜ッ!になるくらいの悲鳴が出ます。打たれる度に悲鳴が洩れ、お尻を突き出しているのも辛くなる程叩かれてから、電気責めが追加されました。

鬼様から話だけは聞いていた、本格的な電気責め道具なのですが、なぜかこの日はちょっと調子が悪く、ケイン+電気の地獄は次回以降のお預けとなりました。

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でも、今の鬼様には「縛り」という武器がプラスされており、お尻がカチカチになるくらいに叩かれた後に、足を閉じることが出来ないように縛られて、床に転がされて、超が付くくらい痛いバスブラシでお尻を叩かれました。

お尻も体も全然動かせない状態で転がされて、バスブラシで叩かれるのは想像を絶する苦しさでした。一発一発が絶叫したくなるレベルの痛みを伴うのですが、鬼様は全く容赦なく叩き続けます。この痛みはお尻で火薬が爆発するみたいな痛みで、それが連続的に襲って来ます。でも、このブラシの痛みはケインとは別種の痛みで、刑罰の痛みというよりもお仕置きの痛みなのです。
女主人の鬼様にお尻をお仕置きされている、という実感を強く感じることの出来る痛みなので、実を言うともっと長く続けて欲しかったのですが、やがてバスブラシのお仕置きは終わり、そのまま電気コード鞭(僕の自作)で叩かれました。この鞭は芯の銅線のせいで、鞭全体がお尻に食い込んでくるような、陰湿な痛みの鞭で、それを知っている鬼様が使うと、一打ちごとにお尻が切れて行くような痛みを味わうことになりました。その電気コード鞭の鞭打ちももっと続けて欲しかったのですが、鞭の痛みよりも、僕のポンコツ足筋肉が縛りに耐えられず痙攣を起こして、この姿勢でのお仕置きは終了しました。

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さて、ここからが本格的な鬼様のケインセッションです。僕を十分に痛めつけてスイッチがオンになったらしい鬼様が、僕を立たせ、お尻を突き出した姿勢をとらせた上で、フルスウィングのケインを始めました。

ちょっと前までのケインが幼稚園レベルに思える痛みを伴った強烈なケインが僕のお尻で炸裂します。僕は必死にお尻を突き出す姿勢を保とうとしますが、そうすればする程お尻に加えられる痛みは大きくなります。(だから、お尻を突き出させるのですけど、、)突然ケインが止まって、鬼様がソファに腰をかけました。さらに、、

「休んでいいよ、お水も飲んでいいから。」

という優しい言葉が聞こえてきます。

鬼様が優しくするときは一番危ない!! これは僕がお尻叩き調教を経て学んだ教訓その1です。恐る恐る鬼様を伺うと、鬼様はエナメルストッキングを脱ぎ、ブーツに履き替えようとされていました。

エナメルストッキング+ルブタンのハイヒールでケインを振るっていた鬼様が、ブーツに履き替える理由とは?

そうです。ルブタンの12cmものハイヒールは、鬼様の長くて綺麗な御御足には怖い程似合いますが、フルスウィングのケインを振るうには、踏ん張りが効かなくて不向きなのです。つまり、鬼様はもっと酷く僕のお尻を痛めつけるために、普通の高さ(それでも十分ハイヒールですが)のハイヒールブーツに履き替え、改めて僕にお尻を突き出す姿勢を取らせ、本気のケインを振るい始めました。

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多分この段階の僕のお尻はこんな感じ。まだ血が流れてます。

目の前にある鏡面に映る鬼様のアクションを見ても、それまでよりさらに大きなバックスウィングを伴ったケインです。一打ち毎に破れたお尻の皮膚の下から血が飛ぶのが分かります。でも、それは鬼様のケインの強さを増す理由にはなっても、手加減する理由にはまったくなりません。

僕は必死になって、お尻を打たれ、その痛みで思わず引いてしまったお尻を元の姿勢の戻して打たれようとしますが、立て続けに同じところに襲ってくる頭が真っ白になるような痛みに、思わず姿勢を崩してしまうことが何度もありました。

その度に鬼様は、ちょっとイラッとした声音で、

「ホラッ」

と言いながら、僕の太腿の後ろを叩き、元の姿勢の戻らせてはさらに強烈なケインを振るうのです。

そういう時の鬼様は、僕のお尻の状態とか、悲鳴とかは全く見えていないか、聞こえていない様子で、文字通り「情け容赦ない」女主人と化しています。つまり、僕が理想と考える女主人そのものになっていらっしゃるわけです。

ブーツに履き替えてのケインが相当続いたある時のこと、ふと気づくとケインを僕のお尻に叩きつけ、ゆっくりとバックスウィングし、再びケインを振り下ろす鬼様と、打たれてお尻を必死に元の位置に戻す僕の間に、まるで音楽に合わせて踊るオーケストラとダンサーのような呼吸が生まれていました。この誰かに操られているような微妙なハーモニーの中で打たれていると、想像を絶するような痛みの中で、それとは別の浮揚感みたいなものが現れ、非現実的な感覚の中で打たれることになります。何だか、このままずっと打たれていたいと思うような感覚でした。

でも、それはある瞬間に突然終わり、再び苦痛が体のすべてを支配するような世界に戻ります。鬼様のケインは全く弱まることなく、ボロボロになっていると思われる僕のお尻を支配し続けます。

鬼様のケインが止まったのは、僕が持っているケインの中で、一番重くて長い、Adam & Gillian製の38” Deluxe Caneの先端が折れて飛んだ時でした。

「あっ、折れた。」

という僕を捕まえていた強烈な苦痛の世界とは懸け離れたフツーの声で鬼様がつぶやき、その日のケインは終わりました。

約2時間、殆どの時間ケインで叩かれるという、かつての現役時代(?)並みのケインセッションが終わりました。

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不思議なことに最後に撮っていただいた写真では、ほとんど血が流れておらず、リンパ液だけが流れています。 それとも、単なる老化現象で、血も出なくなったのかな?

その後ケインで傷つき、血も出なくなってリンパ液だけが流れるお尻に、キズパワーパッドと防水シートを貼っていただき、ケインセッションの全ては終了しました。いつも思うのですが、この場面はかなりシュールで、お尻をボロボロにした張本人が、優しくかつ丁寧にご自分の仕事の結果であるお尻を治療して下さっているのが何とも皮肉で面白いのですが、鬼様も同じことを感じておられたらしく、四つん這いの僕のお尻にキズパワーパッドを貼りながら、
「こんなことするくらいなら、最初からやるなってことだよね。」
と笑っておられました(笑)。

一番厳しく躾けられていたころの「鬼尻」のレベルには遠く及ばず、半分以上のケインは真っ直ぐに突き出されたお尻とは言えないお尻で受けることになってしまいましたが、一方で思った以上にお尻の記憶は残っていて、鬼様のケインを最後まで受けられてことに大満足のケインセッションでした。

鬼様も、「あと30分くらいは続けられる感じだったね。」と仰っていただきましたが、僕もあと50発とか100発とか言われたら、打たれていたいとチラッと思ったりしておりました。

これから、鬼尻と呼べるレベルまで戻り、さらには鬼太腿調教も待っているのですが、やっぱり鬼様のケインのない生活は生きている価値がないことを改めて確かめたように思います。

余計なジジイがまた出しゃばって来やがったという恨みの言葉は聞こえないフリをして、二本の足で立っていられる限りは鬼様のケインでお尻ボロボロにされ続ける、現役復帰ケインおじさんを目指したいと思う、今日この頃なのでした。

超長い、駄文にお付き合いいただいた、優しくて暇なマゾの方、ありがとうございました。また、そのうちに鬼様ケインの報告しますので、楽しみにしていてくださいね〜。

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非公開コメント

復活おめでとうございます!

うーん、やっぱりすごい。一度辿り着いてみたい境地です。
でもプレイの時は、いつもいつもやりたいことがたくさんあって、いつになるやら…
あらためておめでとうございますー。

Re: 復活おめでとうございます!

ねぶくろさんの歳だったらまだ色々やりたいこと楽しんでいいのでは? そのうち路線も定るでしょうから、、。

鬼様とお尻のおかげで復活出来て幸せで〜す。 またユリイカで会いましょう!

良いですねー。
当方ノンケの男ですが、老若男女問わずハード鞭打ち好きなので、興奮しました笑
次のご報告もお待ちしてます!

Re: タイトルなし

初めまして! 駄文読んで興奮してもらえると次を書く元気が出ます。またよろしくね〜。
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