マゾ一揆
『そりゃぁ、マゾ一揆だ。』
と、オジキ=ゆみこさんがおっしゃいました。 そして続けて、
『私も昔あったなぁ、マゾ一揆 。』
人生結構長いことやってますが、初めて聞く日本語です。 一揆と言えば、百姓一揆か一向一揆くらいしか知らず、どちらも一揆を起こした側が負けて、首謀者ははりつけとか獄門にあったと学校で習ったのですが、、。
その1時間ほど前、、。
その日は仕事の残業で遅くなったという鬼様の家事奴隷と僕が、ユリイカのカウンターでダベっておりました。
『昨日30回記念だったんだって?』 鬼様のツイッター情報を元にした僕がチェックを入れます。
『そうなんすよ、でも30回記念でやっぱり酷い目にあったんだよなぁ、』 と家事奴隷。 こいつは僕をセンパイとか呼ぶ割りには、通常タメ口です
『え、なに、どうしたの?』
『あの、死ぬマスクとか付けさせられて、、』
『ふ〜ん。』
『あと、ケインとか、一本鞭とか、ア○ルとか、、』
『・・・・・』 最後のヤツは僕はマダして頂いていないので、結構カチンときている僕。
『でもね、センパイ、オレ思うんですけど、オレ達何時も結構酷い目に会ってるじゃないすか、、』
『お前、結構気持ちいいこともしてもらってるじゃん。』 まだア○ル事件を根に持ってる僕。(内心)
『それで、今度3周年記念の時に、足舐めさせてもらいたいんですけど、条件付きなんすよ。』
『まぁ、鬼様の足舐めさせてもらうんだから、相当酷い目に遭うのは当然だわな、、。』(と思っている僕)
『センパイも3週連続ケインとか、週3ケインとか、痛い目みてるし、オレ達この辺でそろそろ路線変更しても良くないすか?』
『?????』
この自称後輩の家事奴隷は、ものの言い方はストレート過ぎるキライがあるものの、物事の本質を見る目は結構鋭いヤツなのですが、そいつの口から出た意外な言葉に戸惑っている僕。
『SMでも、色々あるじゃないすか、足舐めとか、顔面騎乗とか、ご奉仕とか、あるでしょう?』
『ア○ルとかもあるだろうが、、』依然ア○ル事件を根に持っている僕(内心)。
『んでね、そっち方面に方向転換してもいいんじゃないかと思うんですけど。』
『おぉ〜、それいいねぇ。』思わず身を乗り出す僕。
でも、そこで重大な問題に直面していることに二人は気付いておりました。 一体どっちが、このヤバい話を鬼様にするんだよ? 家事奴隷の顔には、『当然、先輩が言うんでしょ。』
という表情が浮かんでおります。たぶん僕の顔は『お前が言うのに決まってるだろう。』という顔になっていたと思われます。
どういう嗅覚が備わっているのかわからないのですが、僕たち二人の会話に突然オジキ=ゆみこさんが参加されてきたのは、まさにその時でした。
『何の話〜?』
『いやその、鬼様にちょっと方向転換のお話をしようかと思ったりしてですね、、』
なんで最初から言い訳口調になってしまうのか、自分でも分からないのですが、これでは何やら悪い事を相談していて、そこに踏み込まれたと白状しているみたいなもんです。
一通り話しを聞き終わったオジキの口から出た言葉が、最初の言葉でした。
『そりゃぁ、マゾ一揆だ。』
『私も昔あったなぁ、マゾ一揆 。』 どうやら、暫く前にオジキの奴隷たちも、無い勇気を振り絞ってオジキに路線変更を提案したらしい、、、。
『でもさ、結局一揆を片付けるのには、ヒトバシラ立てたんだよね。』
ヒトバシラ? もしかして『人柱』?
人柱=人身御供の一種。建造物やその近傍にこれと定めた人間を生かしたままで土中に埋めたり水中に沈めたりする風習。(wikipediaよりコピペ)
オジキの言葉に凍り付く家事奴隷と僕。
でも、それで問題終了になるわけがないのです。僕達が路線変更の提案(一揆ではなく、あくまで提案!)の相談をしていたのは、鬼様からは死角になる場所でだったのですが、摩訶不思議なことに、その手の話というのは、鬼様の鬼耳に届いていることが多いのです。
何故かその鬼様が僕の右手の椅子の腰を下ろしてコチラを見ています。ふと気付くと、僕の左手にはオジキ、そしてカウンターの内側には家事奴隷が立っています。まぁ、簡単に言うと、僕は鬼様とオジキに挟み撃ちにされ、家事奴隷はカウンタ-の中で半ば監禁された状態になっておりました。
『何二人で熱心に話していたの?』 鬼様が家事奴隷の目を覗き込むようにして聞きます。
鬼様の口調は普通ですが、声のトーンは南極の風のように冷たく、表情はまともに見るのが怖い程,女主人の威厳をたたえています。
鬼様の一声で、家事奴隷が震え上がっているのがわかります。
『あ、あの〜、その〜、センパイとかが、え〜っと、、』
しどろ、もどろになりながら、それでも家事奴隷はセンパイに話を振ろうとしております。
『だから?』 鞭で打つような鬼様の一声。
僕には家事奴隷が跳ね上がったように見えました。
『あの〜、だから、センパイとかも週に3回ケインで叩かれたり〜』
『それで?』 鞭もう一発。
『え〜っと、僕も死ぬマスクとか、色々苦しいことしてですね〜』
家事奴隷が漸く僕達の『提案』を口にしたのは、あと10発くらい鬼様の鞭をくらってからだったと思います。
『だって、それ何時もいいよって言ってるじゃん。』
いとも簡単なご返事が鬼様から返って来ました。
『お前達がソフトSMしたいっていうの、何時もオッケーって言ってるでしょ? ソフトSMしてくれるところに行けばいいジャン。』
僕達のかれこれ30分に渡る打ち合わせはこの一言で吹っ飛びました。そもそも、僕達の前提が間違っていたことに気付くのが遅過ぎました。 そもそも、鬼様の頭の中では、僕達がソフト系SMをしたければ、そういうことろに行けば良いしそれはお前達の自由だよ、という何とも寛大なことになっており、その僕達が鬼様にソフト路線だ何だと言ってくる事自体が無意味というか、見当違いも甚だしいことだったのでした。
でも、僕達がソフトなことをして欲しいのは、『鬼様に』なのですが、これは鬼様が天使様に生まれ変わらない限り、不可能なことなのでありました。
こうなったら、マゾ一揆の責任は後輩の家事マゾに全部押し付けて、逃げの一手で全てが無かったことにするしかありません。伊達に長い事リーマンやってた訳じゃないので、この手のシチュエーションから脱出する技には、いささか自信があったりするわけです。
というわけで、唐突ですが話は変わり、当日のユリイカ訪問の目的なんですが、実は前回帰り際のドサクサでデルリンケインを間違えて持って帰ったドジの罰を受けることが目的だったのですけど、結局マゾ一揆やら他のドサクサで、今回はお仕置きを完了することが出来ず。次回以降に持ち越しになりました。
そんな訳で今回は太腿の前側を例のバスブラシで叩かれただけだったのですが、死ぬ程痛くて、半泣きでもう許して下さいと叫びながら、最後に左右の太腿を10回づつ叩かれて終わりました。
12時間後。 叩かれた直後は赤黒い痕だったのですが、12時間後はキレイなピンクになっちゃいました。 これだとあまり酷い目にあった証拠にはならないなぁ、、。
と思っていたら、48時間後にはこんな感じになって来ました。写真なのでちょっと色がうすくなっていますが、実際はもう少し濃い赤紫に近い色です。これから茶色っぽくなって、消えるまでには2ヶ月近くかかると思います。(それまでに又叩かれなければですが、、。)
と、オジキ=ゆみこさんがおっしゃいました。 そして続けて、
『私も昔あったなぁ、マゾ一揆 。』
人生結構長いことやってますが、初めて聞く日本語です。 一揆と言えば、百姓一揆か一向一揆くらいしか知らず、どちらも一揆を起こした側が負けて、首謀者ははりつけとか獄門にあったと学校で習ったのですが、、。
その1時間ほど前、、。
その日は仕事の残業で遅くなったという鬼様の家事奴隷と僕が、ユリイカのカウンターでダベっておりました。
『昨日30回記念だったんだって?』 鬼様のツイッター情報を元にした僕がチェックを入れます。
『そうなんすよ、でも30回記念でやっぱり酷い目にあったんだよなぁ、』 と家事奴隷。 こいつは僕をセンパイとか呼ぶ割りには、通常タメ口です
『え、なに、どうしたの?』
『あの、死ぬマスクとか付けさせられて、、』
『ふ〜ん。』
『あと、ケインとか、一本鞭とか、ア○ルとか、、』
『・・・・・』 最後のヤツは僕はマダして頂いていないので、結構カチンときている僕。
『でもね、センパイ、オレ思うんですけど、オレ達何時も結構酷い目に会ってるじゃないすか、、』
『お前、結構気持ちいいこともしてもらってるじゃん。』 まだア○ル事件を根に持ってる僕。(内心)
『それで、今度3周年記念の時に、足舐めさせてもらいたいんですけど、条件付きなんすよ。』
『まぁ、鬼様の足舐めさせてもらうんだから、相当酷い目に遭うのは当然だわな、、。』(と思っている僕)
『センパイも3週連続ケインとか、週3ケインとか、痛い目みてるし、オレ達この辺でそろそろ路線変更しても良くないすか?』
『?????』
この自称後輩の家事奴隷は、ものの言い方はストレート過ぎるキライがあるものの、物事の本質を見る目は結構鋭いヤツなのですが、そいつの口から出た意外な言葉に戸惑っている僕。
『SMでも、色々あるじゃないすか、足舐めとか、顔面騎乗とか、ご奉仕とか、あるでしょう?』
『ア○ルとかもあるだろうが、、』依然ア○ル事件を根に持っている僕(内心)。
『んでね、そっち方面に方向転換してもいいんじゃないかと思うんですけど。』
『おぉ〜、それいいねぇ。』思わず身を乗り出す僕。
でも、そこで重大な問題に直面していることに二人は気付いておりました。 一体どっちが、このヤバい話を鬼様にするんだよ? 家事奴隷の顔には、『当然、先輩が言うんでしょ。』
という表情が浮かんでおります。たぶん僕の顔は『お前が言うのに決まってるだろう。』という顔になっていたと思われます。
どういう嗅覚が備わっているのかわからないのですが、僕たち二人の会話に突然オジキ=ゆみこさんが参加されてきたのは、まさにその時でした。
『何の話〜?』
『いやその、鬼様にちょっと方向転換のお話をしようかと思ったりしてですね、、』
なんで最初から言い訳口調になってしまうのか、自分でも分からないのですが、これでは何やら悪い事を相談していて、そこに踏み込まれたと白状しているみたいなもんです。
一通り話しを聞き終わったオジキの口から出た言葉が、最初の言葉でした。
『そりゃぁ、マゾ一揆だ。』
『私も昔あったなぁ、マゾ一揆 。』 どうやら、暫く前にオジキの奴隷たちも、無い勇気を振り絞ってオジキに路線変更を提案したらしい、、、。
『でもさ、結局一揆を片付けるのには、ヒトバシラ立てたんだよね。』
ヒトバシラ? もしかして『人柱』?
人柱=人身御供の一種。建造物やその近傍にこれと定めた人間を生かしたままで土中に埋めたり水中に沈めたりする風習。(wikipediaよりコピペ)
オジキの言葉に凍り付く家事奴隷と僕。
でも、それで問題終了になるわけがないのです。僕達が路線変更の提案(一揆ではなく、あくまで提案!)の相談をしていたのは、鬼様からは死角になる場所でだったのですが、摩訶不思議なことに、その手の話というのは、鬼様の鬼耳に届いていることが多いのです。
何故かその鬼様が僕の右手の椅子の腰を下ろしてコチラを見ています。ふと気付くと、僕の左手にはオジキ、そしてカウンターの内側には家事奴隷が立っています。まぁ、簡単に言うと、僕は鬼様とオジキに挟み撃ちにされ、家事奴隷はカウンタ-の中で半ば監禁された状態になっておりました。
『何二人で熱心に話していたの?』 鬼様が家事奴隷の目を覗き込むようにして聞きます。
鬼様の口調は普通ですが、声のトーンは南極の風のように冷たく、表情はまともに見るのが怖い程,女主人の威厳をたたえています。
鬼様の一声で、家事奴隷が震え上がっているのがわかります。
『あ、あの〜、その〜、センパイとかが、え〜っと、、』
しどろ、もどろになりながら、それでも家事奴隷はセンパイに話を振ろうとしております。
『だから?』 鞭で打つような鬼様の一声。
僕には家事奴隷が跳ね上がったように見えました。
『あの〜、だから、センパイとかも週に3回ケインで叩かれたり〜』
『それで?』 鞭もう一発。
『え〜っと、僕も死ぬマスクとか、色々苦しいことしてですね〜』
家事奴隷が漸く僕達の『提案』を口にしたのは、あと10発くらい鬼様の鞭をくらってからだったと思います。
『だって、それ何時もいいよって言ってるじゃん。』
いとも簡単なご返事が鬼様から返って来ました。
『お前達がソフトSMしたいっていうの、何時もオッケーって言ってるでしょ? ソフトSMしてくれるところに行けばいいジャン。』
僕達のかれこれ30分に渡る打ち合わせはこの一言で吹っ飛びました。そもそも、僕達の前提が間違っていたことに気付くのが遅過ぎました。 そもそも、鬼様の頭の中では、僕達がソフト系SMをしたければ、そういうことろに行けば良いしそれはお前達の自由だよ、という何とも寛大なことになっており、その僕達が鬼様にソフト路線だ何だと言ってくる事自体が無意味というか、見当違いも甚だしいことだったのでした。
でも、僕達がソフトなことをして欲しいのは、『鬼様に』なのですが、これは鬼様が天使様に生まれ変わらない限り、不可能なことなのでありました。
こうなったら、マゾ一揆の責任は後輩の家事マゾに全部押し付けて、逃げの一手で全てが無かったことにするしかありません。伊達に長い事リーマンやってた訳じゃないので、この手のシチュエーションから脱出する技には、いささか自信があったりするわけです。
というわけで、唐突ですが話は変わり、当日のユリイカ訪問の目的なんですが、実は前回帰り際のドサクサでデルリンケインを間違えて持って帰ったドジの罰を受けることが目的だったのですけど、結局マゾ一揆やら他のドサクサで、今回はお仕置きを完了することが出来ず。次回以降に持ち越しになりました。
そんな訳で今回は太腿の前側を例のバスブラシで叩かれただけだったのですが、死ぬ程痛くて、半泣きでもう許して下さいと叫びながら、最後に左右の太腿を10回づつ叩かれて終わりました。
12時間後。 叩かれた直後は赤黒い痕だったのですが、12時間後はキレイなピンクになっちゃいました。 これだとあまり酷い目にあった証拠にはならないなぁ、、。
と思っていたら、48時間後にはこんな感じになって来ました。写真なのでちょっと色がうすくなっていますが、実際はもう少し濃い赤紫に近い色です。これから茶色っぽくなって、消えるまでには2ヶ月近くかかると思います。(それまでに又叩かれなければですが、、。)
コメントの投稿
マゾ一気
今回の記事を拝見していてしみじみ思ったのですが、もし鬼様を初めて指名した時に、
「鞭はNGで。顔面騎乗を希望。あとはお手柔らかに」
などというケシカランお願いをしたらどうなっちゃうんでしょう???
あそこのフィフティ VS フィフティ(50対50)のコンセプトを考えたら、恐ろしいことになりそうですが、怖いもの見たさで言ってみたい気もしたりして。
マゾが一気に自分の欲望を言うことを「マゾ一気」と言う(マゾペディア)
「鞭はNGで。顔面騎乗を希望。あとはお手柔らかに」
などというケシカランお願いをしたらどうなっちゃうんでしょう???
あそこのフィフティ VS フィフティ(50対50)のコンセプトを考えたら、恐ろしいことになりそうですが、怖いもの見たさで言ってみたい気もしたりして。
マゾが一気に自分の欲望を言うことを「マゾ一気」と言う(マゾペディア)
Re: マゾ一気
今となっては、僕とか他の奴隷がそんな事言える可能性はゼロなので、是非Homerさんにトライしてもらいたい!!
で、どうなったかをブログで報告して〜!!
で、どうなったかをブログで報告して〜!!
思わず笑っちゃいました
お久しぶりです。
思わず笑っちゃいました。相変わらず楽しそうなことをやってますね。
(。・_・。)ノ
思わず笑っちゃいました。相変わらず楽しそうなことをやってますね。
(。・_・。)ノ
Re: 思わず笑っちゃいました
あっ、お久しぶり〜!
スミマセン、相変わらずのマゾです^^! また、近いうちにお会いしたいな〜!
スミマセン、相変わらずのマゾです^^! また、近いうちにお会いしたいな〜!
虎穴に入らない
最近は、危険な場所には近づかないことにしてます。(。・_・。)ノ
鞭フェチさんに会うには、虎穴に入らなくちゃならないじゃないですか。
(;´д`)
鞭フェチさんに会うには、虎穴に入らなくちゃならないじゃないですか。
(;´д`)
Re: 虎穴に入らない
確かに。
危険の無いところでお茶するというのも有りだとは思いますが、、。
危険の無いところでお茶するというのも有りだとは思いますが、、。
いいですね
いいですね。どこかにM男、集合しましょうか?
そんなところを、鬼様にでも嗅ぎ付けられたら一網打尽ですが・・・・。
(;´д`)
そんなところを、鬼様にでも嗅ぎ付けられたら一網打尽ですが・・・・。
(;´д`)
Re: いいですね
いつか実現出来るとよいかも^^!