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週3回ケイン 一回目ご報告

6月22日に『週3回ケイン』の一回目をやって来ました。そこで、その報告をするわけですが、その前にひとつ説明をしておきたいことがあります。

実は3週連続のWeekly Caningの最終回を終わった後で、何故か最終回の途中で興奮していた自分に驚いて鬼様にそのことをお話したところ、返って来た答えがスゴかった!!!

『○○(僕の名前)はシチュエーションに感じるマゾタイプで、鞭の痛み自体に快感を覚えるタイプじゃないと思うんだけど、この間はそれが上手く両立できたなと思う。』

いや、参ったなぁ~、 鬼様がただ者ではないことは百も承知していたつもりですが、その百倍参りました~、という感じです。

自分でも分かっていなかった深層心理をこうも的確に言い当てられてしまうと、言葉を失います。 鬼様やっぱり400年くらいは生きてるとしか思えないお言葉でした。

ここのところ10年くらい、僕の頭の中で謎だった現象が、目から鱗。 シチュエーションだったんです!! 自分で理想的なシチュエーションを作り上げて、そこに自分をはめるというパターンが僕のマゾ回路だったのに、それに気付いていなかった!!

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このイラストを例に取って説明すると、お友達がいる前で女主人にお仕置きされるというシチュエーションに興奮するわけで、ここでどれくらい痛い目に遭わされるかとい うのは、お遊びじゃないという事が証明されれば良いわけであり、その意味でこのイラストのマゾのお尻の赤さが結構重要だったりするわけです。

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その意味では、こんな感じでも構わないのであり、この場合女主人の意地悪そうな雰囲気が、シチュエーションを満足の行くものにしてくれているのであります。

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これなんかは、デッカいヘアブラシ君が主役で、これが登場したことで僕好みのシチュエーションが成立しております。

というわけで、僕は『シチュエーションマゾ』という分類に属するマゾであることが分かった(鬼様のおかでで)わけであります。大事なことは『痛みそのもの』に興奮しているわけではないという点で、それが分かると最近の鬼様とのケインプレイの前の『重〜い気分と、でもヤメたくない』気分も簡単に説明がつきます。つまりそれは痛みに対する恐怖からくる重い気分と、その一方で鬼様の鞭やケインで服従を強いられる自分を思い描いて感じる期待だったのでした。

例によってやたらと長い前置きに付き合っていただき恐縮です。 やっとのことで週3回ケインの一回目の話です。

今回のテーマは:
1.1週間で3回ケインで叩かれたら、お尻はどうなるか? またその時どんな気分になっているか? の実験。
2.鬼様から指摘された、弱くなった気がするという太腿の調教。
の二点です。 でも鬼様の気分としては『心を鬼にして○○(僕の名前)の太腿を調教する.』(鬼様の言葉のまま)ということらしかったです。 でも鬼が心を鬼にするとどうなっちゃうのでしょうか? (もちろん本人に向かっては言えませんが、、。)

第一回目の調教はアルファインの501号室でした。なにやら中華風のインテリアの中に、手足を拘束して鞭で叩ける設備が配置された、チャイニーズFemdomなお部屋でした。この部屋がヤバかったのは、何を考えたのか床から15センチ位高くなった台のついた拘束設備があったことでした。 床から15cm高くなったところに僕が立ち、鬼様が床に立つと、結果として鬼様がごく普通にケインを構えた位置に僕の太腿が来ることになります。つまり、太腿ケイン用みたいな拘束台なのです。 もちろん最初はその台に立って、太腿の後を叩かれました。 でもこれはお仕置きではなくて、調教です。 従って鬼様は決して甘い打ち方はしませんが、限界のちょっと下くらいで叩きます。そして何発かに一発の割合で、限界を超えるレベルのケインが襲って来ます。それは、今お前は調教を受けているんだよ、と教えているような打ち方でした。 この段階ではまだ悲鳴を上げることも、打たれて体をのけぞらせることにも、鬼様は何も言いません。 いくら限界のちょっと下とは言っても激痛の太腿ケインなので、正確に打たれた回数は記憶していませんが、おそらくこの段階では50発くらい打たれたと思います。

次に部屋の反対側に移り、鏡の前に立たされて打たれました。 鬼様の説明によると、『予告なしに打たれるより、打たれるのが分かった方がいいでしょう?』ということらしかったです。ハッキリ言って、どっちも痛い事には変わりがないので、大差ないのですが、もちろんそんな事は口には出しません。 でも今度は、『声を出すな、そして動くな』と命じられてケインを受けます。こういう場合の声を出すなとか、動くなという鬼様の命令は極めて厳格です。『言う事を聞けなかったら、足の裏を叩くよ』という宣告を受けてからケインの始まりです。当たり前ですが、最初の50発よりも厳しいケインが襲って来ます。3発目か4発目の激痛が来たあと、痛みが体の中まで浸透して消え始めたところで、ちょっとだけ体を動かしたのですが、それも見逃してはもらえませんでした。 動いた回数だけ足の裏を叩くというお仕置きの対象です。 その後は、それこそ必死で無音(無言ではない)と静止を保つ努力をしました。本当のところ、ほんのわずか動いたり、息を吐く音が大きくなったりしたこともあったのですが、どういう訳が鬼様からとがめられる事はありませんでした。 お仕置きよりも、調教が辛いのは、終わりが見えないことです。お仕置きならば、どんなに痛くても一発毎に終わりに近づくという救いがありますが、調教の場合は何時終わるのか全く分かりません。鏡に写る鬼様の体が動くと直後に激痛が太腿の後に襲って来ます。鬼様は、僕が受けている苦痛が分かっているのか、ひとつの痛みが体に吸収されるまで待ってくれています。でも、恐ろしい程正確に痛みが消えた瞬間に次の痛みが襲って来ます。それが延々と繰り返されるのです。

『ちょっと休ませて上げようか?』 

『来たな〜、いつものヤツだ』 (僕の内心。)

『休ませて上げるよ。』 僕が無言なのにちょっとご機嫌斜めな鬼様。

『ありがとうございます。』 ものすごく不本意な僕の言葉です。

このやり取りの後で、同じ姿勢のままケインでお尻を叩かれました。 それも最初からかなり厳しいケインです。 でも、そこで驚いたのですが、僕の体が鬼様の調教に反応したのでした。もの凄く痛いのですが、何とか自分の意志でお尻を鬼様に向かって突き出すことが出来たのです!! 鬼様が使っているのは、シニアドラゴンケインで、斬りつけるような鋭い痛みのケインです。 そのケインが次々とお尻に飛んで来ます。 鬼様はこのお尻ケインに入る時に、声を出してもいいよ、と言って下さっていたので、打たれる度に悲鳴は出ますが、何とか次ぎに打たれる為にお尻を真っすぐ、鬼様に向かって突き出すという動作が出来ました。そして僕は気付いたのですが、『自分の意志で、鬼様が打ちやすいようにお尻を突き出すという動作』が、僕が長年憧れていた(自覚せずにですが)、『鞭(ケイン)で服従させられる』という行為そのものだったのです。話が面倒くさくなって恐縮ですが、それは肉体的調教というよりも、精神的な調教と言えると思います。僕が一番望んでいたことを、どういう訳が鬼様は分かったらしく、『打たれる度に、次が打ちやすいように、お尻を鬼様に向かって、真っすぐに突き出す』という動作を僕にさせるように仕向けたのでした。念のため申し上げますが、鬼様は僕にそうしろと言葉で命じたことは一度たりともありません。ただ、僕がお尻を捻ったり、引っ込めたりすると、たまに『真っすぐして』と命じていた程度なのですが、僕の方がどうしなければならないかを考えた結果、『真っすぐお尻を突き出す』という姿勢が良いのだと考え、その姿勢を守るように心がけることになったのでした。 精神を調教されたと僕が言ったのは、そういう意味なのです。
打つ側と打たれる側は、僕が悲鳴を上げている以外は、全く無言ですが、かなり細かくコミニュケーションを取り合っています。僕のお尻の突き出し方が良いと、正確にお尻お頂点にケインが飛んで来ます。同じところを続けて叩かれるので、痛みがドンドン上昇しますが、鬼様が満足して打っておられるのがわかるので、必死になって同じ姿勢を保ちます。それでも限界に達すると、鬼様が微妙に当り所を変えて打って下さいます。すると僕は今度はそこが打ちやすいようにお尻を突き出すという具合です。こうして鬼様と無言の会話をしながら、多分100発程度お尻を打たれました。鬼様とそして僕も理想と考えるケインにほんの少しだけ近づけたかな、と感じる事の出来たお尻ケインでした。

僕のお尻を叩く手を休めて、鬼様が何か考えておられます。こういう場合、僕に都合のよい事態が発生する可能性はゼロで、良くない事が起こるのが普通なのですが、今回もその通りでした。

部屋の角に置いてあったサイドテーブルとソファを鏡の前に移動させるように命じられ、鏡にソファの背を付けで置き、その前にサイドテーブルを置くと、即席のスパンキングベンチが出来ました。その上で四つん這いになる様に命じられ、鏡の前で四つん這いの自分の姿を眺める格好で、無防備なお尻は鬼様の視線に晒されております。
再び太腿ケイン調教が始ったのです。数発軽く僕の太腿を打った後で鬼様が洗面所に行って何かをしています。非常に悪い予感がしますが、その手の予感は大体当たります。そうです、お水(お湯?)を入れたコップを持って戻って来た鬼様が、そのコップを僕の腰の上に置きます。 僕もそうですが、このブログの読者の方々は、鬼様のメッセージはお分かりですね。 そのコップの水をこぼしたら、足の裏をケインで叩くお仕置きが待っています。
声を出すなという鬼様の命令は、声を出して良いと言われていないので、そのままと考えます。そして今度はどんなに痛くても、微動だにすることは出来ないのです。
その結果については、言うまでのないので、細かいことは省きますが、それでもかなり頑張った挙げ句(僕はそう思った)、コップはめでたく倒れ、足の裏をケインで叩かれました。

『20回ね。』 こういう時の鬼様の声はいつもより、一段低く冷たい声になります。

久しぶりの足の裏のケインは、言語に絶する激痛でした。3〜4発打たれたところで、全身から冷や汗が吹き出し、20発が終わる頃には、冷や汗で全身濡れておりました。

お仕置きが終わると、調教再開です。微妙に強さを変えて鬼様が太腿を打ちます。自分の体と心が鬼様のケインで躾けられて行くのが分かる、という感じでした。 強い痛みを感じて声が出そうになるのを押さえるのは、服従を覚える訓練です。連続する苦痛に体を動かしたくなるのを我慢するのは、鬼様が打ちやすくするために自分がやるべきことをする訓練です。こうして、自分が鬼様に躾けられ、服従させられてゆく過程が何とも甘美です。 鬼様のケインがタマに足の裏をかすって太腿に当たります。 苦痛のダブルパンチになっているのですが、鬼様は無言です。 多分偶然そうなっているのだと勝手に考えて我慢します。 後半少しづつケインの強度が上がり、思わず声が洩れそうになりますが、その後のお仕置きが怖いので耐えます。 

鬼様がふっと立って、部屋の真ん中の梁のしたに行きます。 しばらくその下で様子を見ていた鬼様がこっちに来てと命じます。梁に取り付けられたフックにカラビナを取り付けて、鬼様が目でそれを握って立てと命じています。
この日最後のお尻ケインが始りました。 鬼様がその場所を選んだ理由はすぐに分かりました。 そこはこの部屋で唯一ケインをフルスウィング出来る位置だったのです。 それまでとはレベルの違う強烈なケインがお尻に飛んで来ます。 後で分かったのですが、鬼様は最近『ケインのコツを掴んだ。』らしいのです。 『打つ瞬間に、こう、真っすぐに手を伸ばすと、ピシーっと当たって気持ちが良いのよね』と帰りの車の中で、かなり専門的な会話をした際に鬼様が説明して下さいました。 それはともかく、コツを掴んだ鬼様のケインはとても強烈です。 元々強かった当りがさらに凶暴さを増して襲ってくるのですから、一発毎に悲鳴が上がります。 でも、僕は鬼様が気持ちよくケインを振るっているのが嬉しくて、必死になってお尻を真っすぐに鬼様に向かって突き出しています。 80回までは数えましたが、その後は苦痛のレベルが限界を超えて来たので、数を数えるどころではなくなりました。 鬼様のケインが止まったのは、恐らく100発をちょっと超えたくらいだったと思います。 鬼様は何も言わずに、口元にちょっとだけ笑みを浮かべて僕を見ています。 そのお顔を見て、どうやら少しだけ満足していただけたらしいと分かった僕は、力が抜けて床に崩れ落ちました。
僕の頭を鬼様のハイヒールが踏みつけています。 お分かりと思いますが、鬼様からのご褒美です。

というわけで、週3回ケインの第一回目は無事終了しました。

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3週間程間が空いて、取りあえずこの程度まで回復していた僕のお尻は、

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こんな感じになりました。 これまたちょっとした驚きですが、どうやら連続したケイン調教で、お尻の皮も強くなっているらしく、合計200発以上のドラゴンケインを受けたのに、出血していません!! 

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太腿調教の結果はこんな感じ。 あまり痛くなさそうな画像ですが、何故でしょう? この画像の方がお尻が腫れ上がっているのがわかりますね。

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今日の鬼様。 普通のお洋服でした。 実は僕は普通のお洋服の鬼様に苛められるのは大好き!


あっ、最後にちょっと不吉な予感が。 今日のケインが終わり、いつもなら血だらけのお尻に傷パワーパッドを貼っていただくのですが、今日は小さいもの1枚だけで終わったときのことでした。 鬼様がごく何気なく、

『今度(26日木曜日)は、血が出るまで叩かなくちゃね』

とつぶやくように言われました。 その時は特別の意味があるとも思わず、『あー、そーですね』程度の反応をして終わったのですが、ちょっと経ってから落ち着いて考えてみると、人一倍負けず嫌いな鬼様の性格を考慮した場合、今日の結果は『○○(僕の名前)のお尻にちょっと負けた』という感覚だったのかもしれません。 ご自分の調教の成果というか、作品とも言えるマゾのお尻でも、負けるのは鬼様的には我慢出来ないと思われます。 木曜日にはお尻が余計な抵抗せずに、早めに血が出てくれることを心から希望致します。 意地になった鬼様のケインなんて、考えるだけでも怖いですから、、。

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あたたかいもの

いつも本当に貴重なご報告ありがとうございます。

なんだか、鬼様と鞭フェチM男さんの間にある目に見えないものを感じて、ほっこりするような、ちょっと目頭があつくなるような気持ちになりました。

>でも、僕は鬼様が気持ちよくケインを振るっているのが嬉しくて、必死になってお尻を真っすぐに鬼様に向かって突き出しています。
特に、この部分を読んだとき、ちょっとうるっときました。
本当に言葉では表せない素敵な関係だと思います。

鬼様のお洋服は僕も好きです。
今回のワンピースもこの季節にぴったりな感じで、素敵ですね(笑)

Re: あたたかいもの

文章にするとちょっとキレイ事でカッコ良くなり過ぎたかな? 実際にプレイ中はもうただ必死で、ヒィヒィ言ってるだけですけど(笑)。

まだ今週中に後2回あるので、また報告しますね〜。
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