SPUNK
「コミックビーム」というコミック雑誌に今連載中の作品です。
新井英樹さん作で、ユリイカのオジキ(ゆみこさん)が参謀として後ろに控えております。
夏菜と冬美という正反対のキャラクターを持つ二人の女王様を通じて、SM界隈の色々なお話が登場しつつ、結局人間て欲望には勝てなくて、どうしようもないけど、そこが可愛さや魅力になったりする愛すべき生き物だという人間讃歌になったりしております。。
この作品の凄みは、参謀としてオジキが参画していることによって、「SM界隈の実態を何にも知らないくせに、想像だけの妄想を語っている」というよくあるパターンとは比較にならないリアリティがあることです。
ユリイカやその周辺のSM人間関係を多少とも知っている人間が読むと、「あぁ、あの人かな?」とか、「あぁ、あそこかな?」とか、人や場所に心当たりがあるところが結構面白いですが、そんな予備知識のない人が読んでも、妄想や想像ではなく、実際にSM界隈の中にいて、日々ドラマを作り上げている女王様やマゾたちのリアルな姿が描かれているので点が本物のにしかない良さになっております。
鞭フェチケインおじさん的に見ると、お尻叩きのシーンが少ないとか、お尻叩きのシーンにイマイチ熱意が足りないとか多少の文句はありますが、マゾ男が読んでも違和感を感じないは史上初の「本物」ベースのFemdomコミックと呼べると思います。(鞭フェチM男の個人的見解です。)
そんな中でも、鞭フェチケインおじさんがドキドキしてしまったシーンのひとつがこちら。
夏菜が夏菜に憧れるマゾを弄ぶところで、積み木を床にばら撒いたあとに口にする一言。
「これ、元どおりに、片付けて。」!!!
元々SM専門誌向けに描かれた作品ではないので、SMシーン満載〜!ということにはなっていないのですが、この一言は僕のマゾ神経直撃でした!!
よく読むと、この手のマゾ神経直撃の素敵なシーンもちょこちょこ登場するのは鞭フェチケインおじさん的には嬉しい部分です。
9月12日発売号で第5話まで進んでいますが、来月10月発売号は休載でお休みです。
その替わりと言ってはなんですが、10月1日には、新井さんとオジキのトークイベントがあったりしますので楽しみにして下さい。
以下オジキのInstagramからの転載です。
10/1(土)代々木WOOFERさんにて新井英樹トークイベント「SPUNK UP!ナイト」開催します。
池袋ユリイカから えり、さくら、澪も応援参加してくれる事になりました。
SMサロン現場の話も聞けるかと思います。
登壇→新井英樹、鏡ゆみこ(参謀)
ゲスト→吉田恵輔さん、庄村聡泰さん、&イカ嬢
池袋ユリイカから えり、さくら、澪も応援参加してくれる事になりました。
SMサロン現場の話も聞けるかと思います。
登壇→新井英樹、鏡ゆみこ(参謀)
ゲスト→吉田恵輔さん、庄村聡泰さん、&イカ嬢
トークイベントの詳しくはこちら。
僕はAmazonからKindle版を購入して読んでいますが、印刷された本も購入出来るので、好きな方で楽しみましょう。