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鬼様10周年

鬼様がプロドミナとして10周年を迎えます。

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表面は華やかでも、そこはプロと名のつく職業なので、厳しい競争社会を10年間生き抜くだけでも大変なことですが、鬼様にとっては一つの通過点であります。

でもしかし、やはり10年という一区切りを迎えるに当たり、鬼様奴隷の一人として感想というか、思い出をすこし述べてみたいと考えました。

鬼様と最初にお会いしたのは、(多分)鬼様がプロドミナを始めてから1年ほど経った時のことだったと思いますが、約束の新宿のスタジオの前で待っているところへ、キャリーバッグを引いて近づいて来る女性を100mほど先に発見して、『あぁ、この人だ』と直感したことを今でも鮮明に覚えております。 当時の鬼様はまだ20歳そこそこの、現役の大学生のお嬢さんだったのですが、100mくらい離れたところからでも、独特のオーラというか、電磁波みたいなものを放射していて、それが鬼様を周りから際立たせている感じでした。

その後、最初のプレイに入ったのですが、最初の5分で「あぁ、この人には全部任せておいて大丈夫。」という感じでした。誤解の無いように言っておきますが、これは鬼様が僕の嫌がることをしないから安心というのではなく、この方は僕が嫌がろうと何だろうと、自分のやりたいことをやるだろうし、そしてそれは実は僕が自分の内部の深いところで、「やってみたいけど、怖くて出来ない。」みたいな感じでいることだという、一種の確信です。 言い方を変えると、鬼様のFemdomな欲望と、僕のマゾの欲望が深いところで共通しているという安心感みたいなものだったと思います。

で、その最初のプレイで、期待通り(?)ケインでお尻ズタズタにされて満足(?)した僕は、勝手に鬼様を僕の『女主人』に決めていました。

その後のプレイに関する報告は色々記事を書いたので、そっちを見てください。

で、今日はその鬼様の人間的側面についてお話しします。

今回、10周年のイベントや、記念の冊子とか、色々な企画があって、その一部をお手伝いしたりしているのですが、そこで見えて来る鬼様の、人としての魅力をご報告したいと思います。 まぁ、鬼を語るのに人としての魅力というのも何ですが、細かいことは気にせずに聞いてください。

実は書きたいことが山ほどあって、順番どうしようとうろたえておりますが、、、。

その1。 『人間がデカい。』 別の言い方をすると、器がデカい。何故それが分かるかというと、僕は器ちっちゃい人間の典型で、好きなもの(例えばケインでお尻たたかれるとか、、)はハッキリしているのですが、それ以外は殆ど嫌いというタイプです。従って僕の器に入る人というのは、極めて少数です。一方鬼様は好きなものやことについては僕と同じですが、その反対の嫌いとの間に、かなりというか、とても大きなグレーゾーンがあります。つまり、好きとか嫌いとかを決定するまえに、取り敢えず存在を許容するという相手が多数存在するわけです。この人達は当然ながら鬼様の器に入っています。時間とともに、その人達も好きなタイプや、NGなタイプに色分けされて行きますが、僕の場合のように、会って5分で決定という感じではないのです。その結果どういうことが起こるかというと、時間をかけて相手をみることにより、最初は気づかなかった美点や特技などが見つかることで、大好きとまでは行かなくても、何となくお気に入りくらいにはなることが多々あります。そして、大事なことはそうやって、鬼様の器の中で未決状態でいるうちに、その人たちも鬼様の魅力を発見して好きになって行ったりするわけです。相手を好きだとか、何となく嫌いじゃないという感情の動きは、お互いに通じ合う性質を持っていると思われるので、結局のところ鬼様を好きと感じる人たちがどんどん増えて行くことになります。今回の10周年企画を進めるにあたり、そういう鬼様に好意を持ったフツーの人たちが大活躍して、本来ならとても複雑で大変な作業を、見事に役割分担して進めて行く姿を多数みることが出来ました。そして、それはとても気持ちの良いものでした。

その2。 『腹が据わっている』 鬼と呼ばれるくらいの方ですから、当然といえば当然なのですが、なにしろ腹が据わっていて、ブレません。 僕はかれこれ、9年くらいのお付き合いですが、最初にお会いした時から現在までの鬼様は、全くブレずに一直線に進んでいる気がします。ご本人の中では色々葛藤があったのかもしれませんが、それを我々が感じることは皆無で、見事なくらいに自分に正直、忠実に行きている姿は、お見事の一語に尽きます。僕もリーマン30年、それ以降も長きに渡ってビジネス世界を泳いできましたが、鬼様くらい腹が据わっている人には会ったことがありません。というか、男で仕事しているヤツの殆どは、戦々恐々と回りを偵察してビクビクしているんですよね(笑)。

その3。 『自分に正直』 これも特筆すべき鬼の特徴の一つで、特に自分の欲望に対しては、笑っちゃうくらいに正直です。(笑い) これは僕なりに分析すると、鬼様には「自分だけの法律」みたいなものがあって、それで厳しく自分を律している替わりに、「他人や世間からの借り物の物差しや常識」には、ほとんど最小限の注意しか払いません。これって、かなり勇気の要る生き方で、そのせいで「腹が据わっている」という見方をされるのですが、一方でその真っ直ぐさが、鬼様の人生(変な日本ですが)の先輩達から愛される原因になっているように思えます。鬼様のボスに恵まれ方は凄くて、シオラの朝霧リエボスや、ユリイカのオジキ(ゆみこさん)という、本当にこの世界のトップクラスのボス達から可愛がられています。鬼を可愛がるボスたちもスゴいというか、怖いですが、今回の10周年記念企画のお手伝いをしていると、そのボスたちが「可愛い鬼のためなら、出来ることは何でもやってやる!。」という気迫を感じて、それはとても気持ちの良いものです。

その4。 『誰にも似ていない』 英語の表現に"Like no other"という褒め言葉がありますが、鬼様ははそれがピッタリ当てはまります。普段もSMに関してもです。その分勉強熱心です。好きなことを勉強するのは当たり前で、それ自体は特筆すべきことでもありませんが、鬼様の場合そこに凄まじい行動力が付属しているので、側で見ているとビックリさせられることがままあります。僕は一線を画してもらっていますが、お笑いに興味を持ったらあっという間に、ポイズンルイ子with Mとかなんとかいうグループ作って、合宿してお稽古したりとその行動力は驚異的です。そうやって、自分の目で見て、自分で実際に経験した事だけを通じて、鬼様が形成されて行くので、仮りものの、どっかの誰かに似ているという感じは皆無です。

実を言うと、まだ書きたいことは次々と出て来るのですが、マゾのブログとしては、写真もなしで異常に長いものになっているので、今回はこれくらいで切り上げます。

ふと気づいて見たら、妙齢の女性を評するのに、「器だデカい」とか「腹が据わっている」とか、戦国時代や明治維新に登場するオジさんたちに使われそうな言葉ばっかりになってしまいましたが、鬼様を9年間近くでじっくり観察した結果ですので、鬼様を知らない人は、騙されたと思って一度見物に行って見て下さい。人間を偏見ではなく、フラットに見られる人なら、僕の言っていることはすぐに分かると思います。

本日は以上です。

最後になりますが、鬼様10周年記念のイベントは、6月9日(日)で、チケットなどの詳細はこちらです。



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