2ntブログ

予定外のユリイカ

ユリイカはマゾ男にとっては夢のような場所ですが、その基本的スタンスは『サロン』です。

サロン=フランス語で宮廷や貴族の邸宅を舞台にした社交界をサロンと呼んだ。主人が、文化人、学者、作家らを招いて、知的な会話を楽しんだ。(Wikipediaよりコピペ) つまり主人=オジキ=ゆみこさんとその周りに集まってくるFemdomな女性達と、文化人であるボク達マゾが、知的な会話を楽しむ場なのであります。
マゾが文化人かという点については、多いに議論の余地がありますが、冷静に見てユリイカでは結構『知的な会話』が成立していることは事実であります。

さて、そのユリイカに予定外で行く事になりました。 もちろん、そのきっかけは鬼様です。 鬼様は鞭やケインを持ったら、文字通りの鬼ですが、そうじゃないときは結構優しいことを考えたりします。(驚かないでください、そこのマゾ達!)
今回鬼様の優しさは、あるマゾに対してでした。そいつはこのブログの読者でもあるのですが、年齢的にも働き盛りで=残業で12時は当たり前な上に家庭人でもあるので、中身はバリバリのマゾなのですが、ボク達みたいに仕事はもうとっくにピークを過ぎ、奥さんは僕が生きているかどうかすらあまり覚えていないという自由で気楽な立場ではないヤツなのであります。 (以下面倒くさいので現役マゾと呼びます。)
週末に鬼様からのラインで、『○○を誘ってユリイカに来ない?』という連絡があり、 僕から現役マゾに連絡を入れたのですが、ヤツはもちろん大喜びでユリイカに出掛けて来たのであります。 というわけで僕はその日は現役マゾの付き添いというか、ついでみたいな立場でユリイカに出掛けました。 念のためその日のユリイカのシフトをチェックすると、鬼様の他はルナさん(前に何度がお尻を叩いていただいた事がある、すごく気遣いの行き届いたミストレス)と蘭花さん(僕から見ると、ユリイカの陰の支配人に見える)に怜さんという新しく入られたミストレスというメンバーでした。 つまりオジキはお休み^^!

さて、予定通り午後8時ころにユリイカに着いたのですが、その時点で現役マゾはしっかり到着しており、すでに鬼様の前に正座してなにやら鬼様と会話をしておりました。カウンターで飲み物を手にしてお店の中を見るともなく見ていると、何やら奥の方からにこやかに手を振っている人がいます。 『アレっ』という感じだったのですが、何故かその日はお休みのはずのオジキです。お店に着いて早々に、『今日はちょっと安心〜♪』と思っていた思惑が外れた訳で、冷静に考えればその時点で、『では失礼しま〜す』と言って帰っておけば、その後の出来事は回避出来たというのは、後の祭りです。

それでも、最初の内は、久しぶりにお会いするルナさんと新人の怜さんに、『鬼尻』をお見せしてちょっと自慢したり、蘭花さんに運転について蘊蓄を語ったり(蘭花さんはもうすぐ運転免許が来る)、居ないはずだったオジキと『ステキな人間関係、マゾとS女様編』について語り合ったりと、思いっきり『サロン ユリイカ』を楽しんでおりました。 こういう時間の過ごし方もいいなぁと思っておりました、その時点では、、。

状況が一変したのは、僕がヒマしていることに気付いた蘭花さんが、僕を縛ることにした時からでした。 自慢するわけではありませんが、僕は長年マゾやってるくせに、縛られ経験ほとんどなしなので、本格的に縛られるのは興味津々という面もあり、成り行きに任せておりましたが、出来上がった状態は、なにやらお尻をちょこんと突き出して、宙づりされた状態だったのです。 写真がないので、分かりづらいですが、両手を胸の前でお祈りするみたいに合わせて正座した状態のまま、宙づりになった感じです。 要するに『手も足も出ない』状態で、お尻を空中で突き出している、というなんとも哀れな状態だったのです。 なんで蘭花さんがこんな状態で僕を吊ったのか不明なのですが、自然界の法則で、弱った草食動物の回りには飢えた狼が集まり、死にかかった動物の上空にはハゲタカが舞います。 無抵抗でちょうど良い高さに突き出されたお尻に狼とハゲタカを足したみたいな肉食獣が集まるのに、1分とはかかりませんでした。
最早、どちらが先だったのかも覚えていませんが、鬼様とオジキが僕のお尻をケインで叩き始めました。それだけならば、僕も鬼尻の管理者として、それなりに頑張りたいという意志もあったのですが、この日はちょっと事情が違っていました。全部話すと無用に長い話になるので、割愛しますが、要するにおかしな外人マゾ(常連のオージーマゾの友達)が、この日デルリンケインらしいケインを鬼様にプレゼントしたらしいのです。 このデルリンケインというのは、Adam & Gillianにもあるのですが、昔一度だけポリカーボネイトのケインを購入して、そのエグい痛さに懲りて、鬼様にはその存在すら隠していたのですが、余計なことをするヤツが現れたわけです。
まぁ、そういう事情で何故か僕はお尻突き出し宙づり状態で、デルリンケインで叩かれるということになったのでした。
BlogPhoto0709-03.jpg
これがデルリンケイン。 ケイン全体が一体成形で出来ており、先端に行くに従って細くなっています。

案の定、デルリンケインの痛さは普通のケインとは別物でした。特に先端部分が当たったところは、一発毎にミミズ腫れが出来るような痛さで、しかも色のせいなのか、鬼様達がワザとやっているのか、その先端がお尻を外れてもっとも弱い太腿の側面に当たる事が多いのです。

これがものスゴく痛く、宙づりながら、何とかお尻の角度を変えて側面にケインの先端が来ないように工夫、努力をしたのですが、これがお二人には気に食わなかったらしく、『タイマーケインやろう』ということになってしまいました。(タイマーケインについてはコチラを参照。)
その日はちょっと早めに帰るつもりであり、その制限時間も迫っていたのですが、そんなことは問題解決の助けには全くなりませんでした。
結局、鬼様とオジキが、タイムキーパーとケインの打ち手をかわりばんこにやりながら、10分間のタイマーケインを受けたのですが、皆様の想像通り酷い目に遭いました。タイマーと打ち手がスゴく意地悪かつ綿密に意志疎通をしており、ちょっとでも僕が姿勢を崩すとケリが飛んでくると同時にタイマーが止まります。さらに練習と称して、タイマーを止めた状態でケインで叩かれ、さらにさらに『タイマー押し忘れ』(当然わざと!!)で叩かれるという目に遭いました。それでも、何とか10分間のタイマーケインを終えることが出来たのですが、その結果のお尻がこれ。
BlogPhoto0709-01.jpg
お尻本体は、頂点の一部からほんのわずか血が出ただけで、鬼尻健在でしたが、
BlogPhoto0709-02.jpg
側面がこういうことになっており、この赤くなっているところが出来る度に激痛だったわけです。

でもまぁ、何とかタイマーケインも終わったので、目出たし目出たしで終わるはずだったのですが、家に帰ったところに鬼様からラインが入りました。

『○○(僕の名前)あのケイン持って帰った?』  

そう言えば、帰る時慌てたので、あまり確かめずに床に置いてあったケインをまとめてしまった時に、混ざったかもしれないと思い、確かめてみたところ、案の定僕の私物ケインの中の混ざっておりました。そこで、鬼様に『混ざっておりました。』と報告したところ、帰って来た返事が、

『お仕置きだ〜』

でした。 これで最低でも太腿を叩かれるか、鬼様の虫の居所次第では足の裏を叩かれることになりそうです。 トホホ、、。

最後に、鬼様の気遣いでユリイカに来ていた現役マゾですが、蘭花さんと怜さんに乗馬訓練をしていただき、その後鬼様にはケインを置いた上に正座させられて、乳首電極責めとか色々意地悪をされて、幸せになっていた様子でした。最後に僕が酷いめに遭っているときは、嬉しそうに見ていた(鬼様の証言)そうです。 チクショー。




コメントの投稿

非公開コメント

幸せなマゾ

月曜日はありがとうございました。

鞭フェチM男さんからのメールを見たときは、これは本当なのか?、夢を見ているのではないか?と、目をこすったりしました(笑)

鬼様の優しいお心が素直に嬉しくて、「ありがとうございます」という気持ちでした。
お会いさせて頂けるということが本当に嬉しかったです。

鬼様のお心に触れ、ますます鬼様の虜になってしまいました。

タイマーケインの時には、目の前に鬼尻があって、鬼様、ゆみこ様、鞭フェチM男さんの会話がなんだか面白くて、ほのぼのした気持ちになって笑ってしまいました。
笑ってしまってごめんなさい。

帰りの電車の中でも、幸せな時間だったなあ、僕は幸せなマゾだなあとつくづく思って、にたにたしていました。

Re: 幸せなマゾ

いや、全くこの幸せ者め(笑)!! 鬼様ホントに優しい時は優しいですね(笑)。

まぁ、面白いコントというのは、当事者はマジメにやっているから面白いということらしいので、笑っていたことは根に持たないことにします。 また一緒にユリイカ行きましょう!!

よい知らせがある。

あのヘンタイ外人、デルリンケインを私にも一本プレゼントしてくれるそうです♪(´ε` )

愉しみだね!

Re: よい知らせがある。

ものすごく楽しみにして開封してみたら、ものすごく悪いニュースでした(>_<)!

あれは、本当にエグい痛さで、世の中から消えて欲しいものの一つだと思います。

考えるだけで、お尻と太腿の横の方がズキズキしてきました、、。
訪問者数
最新記事
プロフィール

鞭フェチM男

Author:鞭フェチM男
鞭フェチが書く、鞭フェチの為のブログ。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
現在の訪問者数
現在の閲覧者数:
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR