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思いがけない出来事 at ユリイカ

先週のユリイカで思いがけないことが二つありました。

OnisamaHairBrush-01.jpg
ヘアブラシを手にして僕を見下ろす鬼様の写真です。ちゃんとお見せ出来ないのが残念ですが、殺人的に素敵な写真です。(と自慢!!)

この写真の鬼様の手にあるヘアブラシが最初の思いがけずの主役です。

前々からヘアブラシというのは僕にとっては大事なお仕置き道具で、ヘアブラシを手にして「こっちにいらっしゃい」というポーズの女性は、超の付く魅力的な女性のパターンだったのです。ただ、ウチの鬼様は『(ある場所をたたくのに)一番痛いもの以外は使わない』という厳格なローカルルールをお持ちで、その為お尻を叩くにも、一本鞭は使わない(ケインより痛くないので)、という位なのです。従って、僕が内心憧れているヘアブラシでのお尻叩きのお仕置きというのは、何かの拍子で鬼様が超ご機嫌の時に、お願いすれば実現の可能性がゼロではないという程度のものでした。
でもしかし、そこで諦めないのがマゾのしぶとさで、僕も全然諦めずに、「いいヘアブラシ無いかなぁ?」と探しておりました。 しかし、たかがヘアブラシ、されどヘアブラシという格言もある通り、これ!っというお尻叩き用ヘアブラシのメーカーは中々ないものなのであります。冷静に考えれば当然なのですが、お尻叩き用に要求される、全体の長さやヘッド部分の重量バランスは、ヘアブラシ本来の用途ではあまり重要ではなく、かと言ってヘアブラシ型のスパンキングパドルでは形状や材質ではオッケーでもリアリティに欠ける恨みがありというわけで、特に僕の場合はヘッド部分に毛の生えていないヘアブラシには萌えないというこだわりもあって、中々これっというヘアブラシが見つからない日々が続いておりましたが、ある日ヘアブラシのスパンキング動画で、とても素敵な柄の長いブラシを見つけました。

FemdomimagePhoto-2-44.jpg
この理想的に叩きやすそう なブラシは何と言う種類のブラシなのかと調べているうちに、どうやらそれは西洋ではバスブラシという名で流通しているブラシであることが分かって来ました。そこで一生懸命ネットで探してみた結果、とうとうスウェーデンのメーカーが作っているバスブラシが、ほぼ僕の要求を満たしていることが判明しました。
『iris hantverk “bath brush with handle”』というその製品名を頼りに検索を続けた結果、ついに「お尻叩き用の機能要求と僕のイメージ」を満たすバスブラシが手に入ったのでした。

43_2.jpg
これがそのスウェーデン渡来のバスブラシ様。ハンドル部分の長さが特徴で、これがとても重要な役割を果たします。
43_1.jpg
あと、もうひとつ大事な点。手抜きせずにちゃんとした毛が植わっていること。 このブラシ様は理想的な毛の生え方をしております。


前置きが異常に長くて恐縮ですが、ここからが本題です。偶然の帰結で僕がユリイカの行こうと思っていた日の午前中にそのバスブラシが僕の手元に届いたのですが、それは一見すごく平和な外見で、しかも思ったより軽く、僕はちょっとがっかりしつつ、そのバスブラシを持ってユリイカに出掛けました。
そのバスブラシを最初に見た時の鬼様の反応も、「あぁ、これで叩かれたいってことね」と仰っただけで、案の定と言うべき、やや冷たい反応でした。
その日はユリイカのスタート時間からお店に居たので、暫く僕と鬼様とカンナさんの3人の時間があったのですが、突然鬼様が「ヘアブラシやろう」と言い出されたのです。
思いがけない成り行きに、いそいそと鬼様の側に近寄ったのですが、どうも様子が変なのです。

「仰向けに寝て」と鬼様。

「????」な僕。

でも、取り敢えず命令通りに仰向けに寝る僕。

「脚を開いて」と更に命じる鬼様。

「????」なまま、言われたとおりにする僕。

突然、正真正銘の激痛が太腿の内側に襲って来ました。

バシッ、バシッっと立て続けに右太腿の内側に激痛が襲い掛かります。思わず身をよじって苦痛から逃れようとすると、今度は左太腿の内側にブラシが飛んできます。
あまりの痛みに体を反転させて苦痛から逃れると、鬼様はロープを手にして壁際のソファを指して僕に仰向けで寝ろと命じます。

「???」 とさらに戸惑う僕。

結局僕は仰向けで両足を開いた状態でユリイカのソファの脚に縛られ、更に両手も天井から下がったカラビナに固定された状態で拘束されました。

そうして僕を動けなくした上で、鬼様は僕の胸の上に跨って、再び太腿の内側を叩き始めました。今度は左右のどちらの太腿の内側が狙われるか分かりません。そして身動きが取れない分だけ、打つ方は打ちやすい条件になっています。
物凄い激痛が次から次に襲って来ます。身動きが取れない中でも必死に身をよじって、せめておなじところを打たれないように逃げようとしますが、無駄な抵抗です。鬼様は更に太腿の外側も叩けることを発見したようで、凶暴なバスブラシの衝撃が左右太腿の内側と外側に襲い掛かって来ます。全てが絶叫を上げたくなるレベルの苦痛でした。偶然の成り行きで、右足を拘束していたロープがソファの脚から外れてくれたので、殆ど拷問並みの苦痛から解放されました。

その時叩かれた太ももの内側の写真がこれ。
HairBrush-02.jpg
スゴイことになっているのが分かると思いますが、上の写真の一見平和なヘアブラシで、なんでこんな事になるのか不思議ではありませんか?

HairBrush-01.jpg
叩かれてから数時間後の僕の右の太腿です。数時間後でもこの状態ということは、叩かれた直後がどんなにヒドかったか想像がつくと思います。

さて、このヘアブラシ(面倒くさいので今後はヘアブラシに統一!)が、想像を遥かに超えて痛いことが分かり、当然ながら鬼様はご機嫌麗しく、なんとOTKでのお尻叩きまでして下さったのです!!!
僕としては当然、超付きに嬉しい出来事だったのですが、これが痛かった〜!!

どうやら、このヘアブラシのヤバい点は、そのハンドルの長さにあるらしく、必要にして十分に長いので、遠心力の原理でヘッド部分の速度はもの凄く速くなるみたいなのです。しかも僕が拘った毛がちゃんと生えているというのがさらに効果を増す結果となり(ヘッドが重くなっているので)、見かけからは想像出来ない痛みを与える代物だったのでありました。

さらにヤバいことに、このヘアブラシは鬼様にとっては、ちょうど良い軽さで降り易く、しかも正確に狙いを付けやすいので、同じところを何度も何度も正確に叩くことが出来るという最悪の凶器なのでした。

もうひとつ付け加えると(しつこいですが)、このヘアブラシでお尻を叩かれると、ごく自然にお尻の側面を叩かれることになってしまうのです。多分柄の長さが影響しているのと、鬼様が狙っているのとの相乗効果と思いますが、お尻も側面を立て続けに叩かれると、涙が出るくらい痛いです。

結果的にこのヘアブラシは鬼様の大のお気に入りとなり、即刻プレイバッグ入りを果たしました。という訳で、今後このヘアブラシの犠牲者が多発するものと思われます。ちなみにとばっちり被害者一号は、よく僕とユリイカで一緒になる、鬼様の家事奴隷で、コイツも鬼様に呼びつけられてヘアブラシで太腿を叩かれ、絶叫しておりました^^!。

最後にスゴイ話をバラします。 実は鬼様は前に僕がヘアブラシでお尻叩かれたいみたいなことを口走ったのを覚えていた(らしい)のです。 そして、その上で『ヘアブラシを持って来たら、太腿の内側を叩いてやろう』と考えていたというのです。 鬼の面目躍如とはこのことですよね。 原則は曲げない、でも柔軟、かつ意地悪に対応する能力はどこで養われたのでしょうか? 

本当は、もうひとつ『思いがけない出来事』があって、その事を書こうと思っていたのですが、最初の出来事が異常に長い、『鞭フェチM男のヘアブラシ物語』になってしまったので、別の記事で書かせてもらうことにします。


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非公開コメント

連日、鬼様の記事が多く、僕としてはとても嬉しいです。(笑)
鬼様のみおろす、お写真、素敵すぎます。ゾクッとしました。
仕事中ですが、興奮してしまいました(笑)

Re: タイトルなし

仕事中にこんなもん見てるとは素晴らしい〜! 実はこの写真の鬼様は本当に殺人的に魅力的なんですよ〜。

ヘアブラシは痕が残るから当分難しいかな、、? クリケットバットは痕が残らないのでお勧め〜。

No title

いつも楽しく見させて頂いております。

紹介されていたブラシを購入してみました。ご紹介ありがとうございました。

私は、スパンキング暦は割りと長く通常のヘアブラシであれば耐えられるのでより痛いブラシがほしいという軽い気持ちで購入したのですが、通常のヘアブラシとは比べ物にならないほど物凄く痛くてまったく耐えられません。。

叩かれ始めてしばらくすれば痛みに慣れて少しずつ我慢できるようになるのですがこのブラシはそこまですら耐えることすらできません。

この醜態には、自分で買っておいてこの様はなんなの?と私のミストレスもたいそうご立腹です。

このブラシでお尻だけでなく太ももまで叩かれている鞭フェチM男様のすごさを改めて感じました。

鞭フェチM男様は、鬼様からのこのブラシやケインで厳しく叩かれていらっしゃいますがどうやって耐え難い苦痛に耐えていらっしゃるのでしょうか?

気合で耐えるしかないかもしれませんが、何かアドバイスをいただけたら幸いと思い、コメントさせていただきました。

再来週におそらくもう一度このブラシで叩かれるのですが次も耐えられないと物凄くまずい気がしております。この情けないM男に何かアドバイスをいただけないでしょうか。

Re: No title

Toshi様

ご質問コメントありがとうございます。

結論から言いますと、コツはないです。無理しないで下さい(笑)。

僕もよく分からないのですが、あのブラシは特別に痛いですよね(笑)。 

他人のことはよく分かりませんが、僕の場合は相手を好きな度合いと、耐えられる度合いが正比例みたいです。好きになればなるほど酷い目に遭わされたくなる、という構造になっているみたいです。 あくまで僕の場合しか分かりませんけど、、。

あのブラシの会社は、少なくとも3本(僕と鬼様とToshiさん)は本来の目的以外でブラシが売れたこと知らないと思うと可笑しい^^!

No title

ご回答ありがとうございます。

そうですよね、コツなんてないですよね。

僕も相手を好きな度合いと、耐えられる度合いが正比例するのかと思っていたんですがあのブラシは特別でした。。

とりあえず痛みに慣れるまでは必死で耐えようかと思います 笑

あのブラシは鬼様もお持ちなんですね。ある意味すばらしいブラシを作ってくれたメーカーに感謝です。
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