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鬼様の奴隷達

鬼様とのセッションはその後順調に回を重ねることになり、お話をしたり、タマにはお食事をしたりと、お付き合いも段々と深くなって行きました。

鬼様との関係が転換期を迎えるのは、鬼様が学校とシオラとアルバイトの三つのバランスを取らなくてはならなくなった、大学の最終学年の時でした。

『秘書奴隷やってくれる?』

という提案が鬼様からありました。

自分で言うのも何ですが、僕は秘書に向いております。細かいことをするのが好きなのです。というわけで喜んで鬼様の秘書奴隷(兼運転手)を務めることになりました。

運転手兼秘書奴隷という仕事は、僕にとっては得意分野であり、さらに鬼様が使いたいと仰るケインやパドルやストラップを海外に発注して手配するなどの、マゾとしても楽しい仕事までついてくるという『おまけ付き』のお仕事でした。

鬼様には僕以外にも、家事奴隷とか門人奴隷とか、ただの奴隷(彼が一番古くからの奴隷)とか役割分担別に数人の奴隷が居て、お互いに何となく『友達気分』のゆる〜い仲間意識を共有しております。もちろん奴隷間の競争意識もあり、例えば一番新人の家事奴隷が鬼様と一緒に旅に行った時など、他の古手の奴隷達たちからブーイングを浴びたりすることもあったりします。

僕はその後1年くらいで仕事の都合で秘書奴隷をお休みさせていただく事になってしまいましたが、何となく奴隷の身分は維持させてもらい、鬼様奴隷チームの一員を構成しております。

こうして自分と他の奴隷達を比較してみて見ると、ある事に気付いたのです。それぞれの奴隷が一番居やすい場所を与えられていると。例えば『ただの奴隷』の場合は、本人が『奴隷になるために生まれて来た』と言っているくらいで、僕もよく知っているのですが、他の選択肢はあり得ない!!というヤツなのです。

つまり鬼様の回りに居る奴隷達は、ごく自然に適材適所のマゾが集まって来て、鬼様に許されて自分の得意分野で鬼様のお世話をさせてもらっているのです。

さてそこで不思議なのは、マゾとしても、普通の人間としても、個性の全く違う奴隷たちが、鬼様を中心に何と無く一つにまとまっていることです。鬼様は奴隷同士の関係については、一言も言いませんが、奴隷同士の間で、なんとなく暗黙の了解みたいなものがあり、鬼様を不快にさせないようにお互いに気を遣ったりしております。

若い女性を褒めるのに適切な言葉ではないかもしれませんが、このまとまりは、鬼様の『貫禄』によるものだと僕は思っております。だって、ヤクザさんの親分だって、元々ケンカっぱやい子分たちをまとめているのは器と貫目の重さでしょう?

というわけで、僕たちの鬼様は、若くて、貫禄があって、器の大きな女主人なのです。

皆さん、鬼様のイメージ湧きましたか?

Onisama317.jpg
奴隷達の中で一番人気の鬼様の写真。鬼様の歩き方の特徴がスゴく良く現れていて、皆気に入ってます。確か、携帯の待ち受け画面にしている奴隷もいたはず(笑)





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ほほえましい関係

大変貴重なお話し有り難うございます。

なかなか奴隷になる過程やなってからの話って知ることはできませんので、ありがたいです。こんなに詳しいことを記事にしてしまっていいのでしょうか?と思ってしましました。

実は、僕も何度か鬼様にご調教頂いたことがあり、隠れ鬼様ファンなので、こういう記事はとても嬉しいです(笑)

鬼様含め、奴隷さん同士のほほえましい関係が伝わってきました。鬼様一家みたいな感じですね(笑)

Re: ほほえましい関係

ハイハイ、お話はうかがっております^^!

僕は元々SMは隠れてコソコソやるものだという世代なので、マゾや奴隷の友達は要らない、という主義だったのですが、何故か皆いいヤツで困っております(笑)。

実際、定期的ではないですが、『子分の会』みたいなのもやったことがあります。どうも奴隷達の気分も『子分』という感覚みたいです^^!
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